ASEAN人財採用企業訪問 タケモトピアノ株式会社様を訪問してきました。

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みなさんも一度はお聞きになったことがあるのではないでしょうか。
「みんなまあるくタケモトピアノ~♪」
「ピアノ売ってちょう~だい!」
で、おなじみのタケモトピアノ株式会社様を訪問してきました。

みなさんも一度はお聞きになったことがあるのではないでしょうか。

「みんなまあるくタケモトピアノ~♪」
「ピアノ売ってちょう~だい!」

で、おなじみのタケモトピアノ株式会社様を訪問してきました。
http://www.takemotopiano.com/


泣きじゃくっている赤ちゃんも泣き止んでしまうという魔法のコマーシャルソングとして、
育児雑誌で大きな話題となりました。「探偵ナイトスクープ」でも取り上げられたことで有名です。
日本音響研究所がこのCMの音の解析を行ったところ、なんと財津さんの声にも秘密があったそうですよ。
(なぜ泣き止むのか?気になる方は★こちら★

コロナ禍での対応方法もお伺いしました。
海外へ輸出をされているタケモトピアノ様。やはりコロナの影響で止まってしまっていたようですね。
港まではたどり着いてもそこから現地の企業へ届けられないなど、
国によって対応が違うこともあり苦戦されたようです。

「家中で過ごす」「家族との時間」
大切な家族と過ごす時間をピアノの調べとともに過ごしませんか?
というアプローチですね。ただこう言ったコピーを使えばいいというわけではありません。
言語は国に合わせて中国語・英語・イタリア語・ベトナム語と多言語チラシを作製され、現地に配布。
これだけじゃありません。
一定数ではありますが、限定的に割安にして消費者に提供する戦略をとられました。
現地の取引企業の周りにはピアノ教室が付随しておりチラシの追加注文も入り、
そこに安くなったピアノの情報が入る。
とはいってもグランドピアノはなかなか買えるものではありません。

手が出ない消費者は安く変えることを話題にし、拡散します。
その情報が高所得者へたどり着き購買につながる、という消費者層の特徴をうまく活用できた事例です。
チラシ・割安→口コミを呼ぶ→高所得者→購買活動へつながったといえます。

「家中で過ごす」ここがキーポイントになりそうですね。
こういった過ごし方の変化に対応し、どのように戦略を組むかが今後の生き残りに影響してきそうです。
竹本社長は世界の情勢や消費者のことをよく考えられておられると感じました。
どのように展開されているのか気になっていましたがマーケティング力が凄いんだなと推測できます。

外国人採用も、積極的で母国の言語はもちろん習慣や文化を知っていることで、
販路拡大に貢献してもらえます。
そこに日本文化や日本企業の性質を理解した外国人財は非常に活躍してくれるそうです。
日本流の方法を現地で展開ができるといったところでしょうか。

この日本文化や企業の性質を理解する。留学生に学んでほしい部分ではないでしょうか。

訪問レポートはこちら↓↓↓
https://www.ehle.ac.jp/wp-content/uploads/2020/07/20200722_Takemotopiano.pdf


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制作:株式会社二加屋 人財コーディネート事業部 西野英男
編集:エール学園 上堀可奈子
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