ASEAN人財採用企業訪問　株式会社山洋様を訪問してきました。

7/13に富田林にある株式会社山洋様を訪問してきました。
https://www.sa-n-yo.co.jp/

綿棒一筋で50年！！
綿棒にこだわりを持って「世の中にはないものを創り出す」という思いをもっておられる株式会社山洋様。

奥深いです。ホームページを見るだけで綿棒のことがよくわかります！

特に大阪の方であればおみくじ綿棒はツボにはまるのではないでしょうか。
綿棒を使うのが楽しくなりますね。遊び心が素敵です。
綿棒もキャラクター化されLINEスタンプにも！！
本当に綿棒だけで驚きます！

外国人採用にも積極的で現在ベトナム人技能実習生が 23名、うち女性が 21名在籍！
3 年の実習期間がおわっても、2年の延長を全員が希望するという。
さらに働きたいという方はベトナム工場で採用するケースも。
この話だけでもいかに山洋様が外国人にとって魅力のある企業かわかります。
お話をお伺いするだけでもたくさんの学びがあり、
細かい配慮が外国人従業員の方の満足度を高めているのだと感じる点がいくつもありました。


■外国人を注意するときは要注意！
人前で怒ってしまうと辞めてしまう傾向にあります。
プライドがあるので怒る場合は個別で理由をしっかり教えることが大事だそうです。
理解したかは復唱してもらうことで確認ができるそうです。

■定期的な勉強会で旅行先のアドバイス？
勉強会では日本語だけではなく、行っておくべき旅行先や歴史についての勉強も。
希望者には登山に同行するなどされています。実際に富士山にもいかれたそうです。
コミュニケーションって大事ですね。
こういった外国人が喜ぶ勉強会が彼らの楽しみにもつながっているかもしれませんね。

■動画マニュアルは目線カメラを採用！？
ベテラン社員がどこをみて作業しているか を目線カメラで撮影。危険な作業などの注意喚起になったり、今の作業でどこに注意すべきかなどがわかったり、動画にすることで外国人へのマニュアルになって一石二鳥とか！

■週に1 回の社宅訪問は社内ボランティアで！
社内ボランティアで社宅を訪問し食事状況 や生活状況を確認することで従業員の状況 把握ができます。夜に回ると各部屋から試 食を頼まれることも。これもコミュニケー ションが取れる方法のひとつですね！

■社員食堂のメニューにもこだわりを。
彼女たちが好むメニューを話し合ったとか！食堂のご飯がおいしくないということで転職するという話も耳にします。
そんなことあるのか？と思われますがこっちの飯はうまいぞ！という誘いに乗ってしまうこともあるとか

今回の訪問では驚きがたくさんありました。
日本人と外国人ということで考え方や文化や生活習慣も違います。
定期訪問はやりすぎ？と感じるかもしれませんが、
逆に日本で単身で過ごす彼らにとって訪問してくれることで安心を得られ、
コミュニケーションにもつながるんですね。

家族のように接する、まさにお手本のようです。
実習が終わってベトナムに帰った方が、次に日本へ来る際に、
「遊びに行ってもいいですか？」と、会社へ連絡が入るそうです。

こんなに嬉しいことはないですよね。
彼らにとって本当に居心地の良い場所。
それが山洋さんなのでしょうね。素敵です。

訪問レポートはこちら↓↓↓
https://www.ehle.ac.jp/wp-content/uploads/2020/07/20200713_Sanyo.pdf


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制作：株式会社二加屋　人財コーディネート事業部　西野英男
編集：エール学園　上堀可奈子
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