ASEAN人財採用企業訪問 株式会社ライズ・スクウェア様を訪問してきました。

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八尾からスタートして10年、海外事業は6年から7年前からとおっしゃるライズ・スクウェア様。

人材派遣・業務請人材事業などの総合人材派遣サービズ、
ベトナムを中心にとしたアジア諸国の方に就労支援を行い、
企業様の海外進出のサポートをするグローバル人材事業、
大阪万博を控え、環境や衛生への意識が高まっていることに着目した環境衛生事業、
そしてみなさんご存知あの「コメダ珈琲店」さんのフランチャイズ事業もなさっています。

株式会社ライズ・スクウェア様を訪問させていただきました。
https://www.rise-square.jp/

八尾からスタートして10年、海外事業は6年から7年前からとおっしゃるライズ・スクウェア様。

人材派遣・業務請人材事業などの総合人材派遣サービズ、
ベトナムを中心にとしたアジア諸国の方に就労支援を行い、企業様の海外進出のサポートをするグローバル人材事業、
大阪万博を控え、環境や衛生への意識が高まっていることに着目した環境衛生事業、
そしてみなさんご存知あの「コメダ珈琲店」さんのフランチャイズ事業もなさっています。

最初のニーズは、人材の供給が日本人だけでは厳しいというお客様からのお話から、
留学生を抱える日本語学校さんと少しずつ繋がっていき、
アルバイトの紹介ということで企業様に繋がっていったそうです。

雇用が増えると通訳が必要になり、エール学園のインターンシップ制度を利用することで
エールとの結びつきが強くなっていったという経緯があります。
技能実習生は母国で3ヶ月の研修をして来日しますが、日本語が通じません。

送り出し機関の質によるところもあったり、母国で大学卒業をしている方は習得も早いとか。
技能実習生や特定技能など海外の方が増えてくる中で、言葉ができる人がいたり、
日本のルールやマナーを教える人がいると、日本での生活や仕事への定着も早くするそうです。
エール学園卒業生のレさん、リンさんにも会えました。
レさんは就職してもうすぐ4年。役職にもつきました。

「これから就職する人たちのアルバイトの採用を担当しています。
今は働く時間がコロナで規制されて、夜に働けず、工場で働きたい人がたくさんいます。
働ける企業さんにお願いしたりしています。クレームもたくさんあります。
今一番の課題は、新しいビザができたことで、
申請書類やどこまでの範囲運用可能かなど、わからないことがたくさんあります。」


企業さんと留学生に挟まれる立場のようですね。

リンさんは卒業後そのままライズ・スクウェア様で就職し2年目になります。
スタッフの管理を担当しています。
勝手に仕事を休む人がいて困るそうです。
特定技能や就職のことをもっと勉強したいそうです。
エール学園の西村クラスでは、1秒でも遅れたら鍵をしめる、
教室に入れない、課題は出すまで追いかける、だったそうです。
なかなか厳しめではないですが、そのくらいがちょうどいいのではないでしょうか。

ライズ・スクウェア様のお話では
「指導が厳しい学校さんの留学生のほうが〝学校に電話するよ“で連絡がつくので、厳しくしっかり監理していただくと助かる」
とのこと。

よかったです。留学生たちの日本での生活態度や時間管理は学校にも責任がありますね。
ますます指導に力が入り、身が引きしまる思いです。

最近は、前に以前在籍していた日本語学校さん時代に1週間の就労可能時間を28時間をオーバーしていて、
ビザ更新ができないというパターンが多くなってきています。
エール学園在籍中はそのようなことがないように指導をしたいですね。


卒業後、就職するとすごく変わる留学生がいます。
在学中は、全然課題も出さず心配していた留学生が、就職後、アルバイトの管理を任され、
アルバイトが勝手に仕事を休むと指導をしているお話を伺うと、
企業で就職することで留学生にも責任感がついている、企業さんに育てていただいていると感じます。


人材派遣をメインでやっていくそうですが、飲食業(コメダ珈琲)の人材育成、
環境事業などISPGもしているので、そういうところで、
外国の方が活躍できるフィールドを作っていけたら、とおっしゃっていました。
ライズ・スクウェアさんの今後展開される事業がとても楽しみになったインタビューでした。
今年は、留学生の就職先となるホテル業がなんば中心に景気が悪く厳しい状況です。
地方はGOTOトラベルの関係で求人もでてきている
難波付近はインバウンドが厳しく、転職をしないといけない留学生もでてきています。

そのような方がキャリアチェンジで特定技能で外食産業に転職し、
数年後にまた技人国ビザ(技術・人文知識・国際業務ビザ)に戻る、そんな仕組みがあればと思います。
一旦帰国すると再度ビザを取得するのは大変です。

ロングターンにして残れるような、緊急救済措置があれば。
日本語ができる方がお仕事してくれると企業様も助かります。
日本語はできなくても仕事が好きな留学生は大勢います、そして企業様の戦力になります。


技能実習、特定技能を扱っている企業はあり、ニーズはでてきているが、制度を知らない企業も多く、
動いていなかった状態で、今年にはいってから動き始めているイメージがあるので、今後増えていくのではないか、とのこと。

エール学園なら専門士、母国の大学をでている人もいます。
その人たちが何年後かにキャリアアップのために、何らかの試験を受けたり、
合格していたら、技人国ビザで管理的な仕事につけるような、キャリアパスのようなものを作っていただけたら
、今いる留学生にアナウンスしていきたい。
特定技能のプランをうまく活用したら、
救える外国人財が増えるのではないでしょうか。

すき屋のプランが、何年後にこうなっているっていう、そういうプランを企業さんと一緒に立てていただければ、
学校としてはそういうものがあれば、留学生たちに説明会をしてあげたいですし、
そこから優秀な人を採用していくようなプランをぜひともおつくりいただけないでしょうか。


訪問レポートはこちらです↓

https://www.ehle.ac.jp/wp-content/uploads/2020/11/risesquare202010.pdf
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制作・編集:エール学園 上堀可奈子
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