【会宝産業】金沢から環境配慮型の自動車リサイクル技術を国内・海外へ発信、循環型社会の実現に向けての貢献
会宝産業は、事業方針として「地球規模における資源循環型社会の一翼を担う」ことを掲げています。世界では人口が増加し続け、世界の自動車の保有台数は13億台に上ると言われています。作りっぱなし、売りっぱなしではなく、誰かが「あとしまつ」をしなければなりません。SDGsは、「誰一人取り残さない-No one will be left behind」を理念としています。SDGsの目標である「作る責任」「使う責任」に加えて、私たちは「あとしまつの責任」を自認し、日本人が持っている利他の精神で、地球規模課題を解決する静脈産業のパイオニアとして、常に船の舳先に立って果敢に挑戦してまいります。
具体的には、環境配慮型の自動車リサイクル技術として3点のパッケージ化されたソリューションを国内・海外の方々へ伝え、循環型社会の実現に向けて貢献しています。
・自動車リサイクル設備の企画/導入
・自動車リサイクル専用業務基幹システム
・自動車リサイクル技術・管理者への教育
また、当社は、中古自動車エンジンの品質規格(Japan Reuse Standard ; JRS)を開発し、世界90か国へむけた部品の輸出販売を行っています。
自動車リサイクル設備の企画/導入
日本の標準化された自動車リサイクル技術を現地のモデルプラントへ導入します。使用済み自動車は現地のローカルマーケットから調達し、鉄・非鉄金属などに分別し、中古部品として販売できるものを解体し、販売します。現地の状況に合わせた解体方法を提案します。
自動車リサイクル専用業務基幹システム(KRAシステム)
KRAシステムは自動車リサイクル事業における、査定・仕入・解体・在庫・販売を一貫して管理することができる業務基幹システムです。このシステムによって、部品ひとつひとつをバーコード貼付することで品質情報・在庫情報を管理できると同時に、その部品がどの車種・型式から解体され、解体される前の走行距離や使用状態を把握することができます。
自動車リサイクル技術・管理者への教育
2007年に自動車リサイクル研修センターを開設し、国内・国外の方々へ自動車リサイクルに関する技術・管理者研修の提供をしています。
当社の51年間の事業経験を踏まえた上で、開発途上国の現地の状況やニーズに合わせた技術マニュアルを開発し、受講者にとってわかりやすい訓練を提供します。
詳細は https://kaihosangyo.jp/company/
問合せ: 海外事業部 鈴木大詩
メール suzuki@kaiho.co.jp 電話 090-8094-5133